2019年3月5日、会社法違反罪などで起訴されていた日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告について東京地裁が弁護側の保釈請求を認める決定をされました。
今回は、そんな保釈金10億円の使い道や行方はどうなるのかについてまとめていきます!
また、どうやって10億円という大金を支払うのか支払い方法についてもお伝えします。
ゴーン被告の保釈金10億円の使い道や行方は?
東京地裁は5日、会社法違反罪で起訴されていた日産自動車、前会長カルロス・ゴーン被告の保釈を認める決定されました。
その保釈保証金はなんと10億円!
10億円の内訳としては以下になります。
- 金融商品取引法違反事件 2億円
- 会社法違反事件 8億円
※保釈保証金は資産状況によって判断されています。
想像も出来ない金額ですよね?
そこで気になるのがこの保釈金の使い道や行方だと思います!
使い道や行方
保釈保証金は、罰金でもなければ寄付でもありません。そのため裁判手続が無事に終了すれば基本的には戻ってくるのです。
また、執行猶予中や実刑判決であっても戻ってきます。
ですが、正当な理由がないのに出頭しなかったり、証拠を隠そうとしたりすると戻ってこないことがあります。
ちなみに、過去には多額の保釈保証金を払っておきながら逃亡した人もいます。
それはイトマン事件で特別背任罪に問われた許永中被告人です。
6億円の保釈金を支払い保釈されたものの、その後韓国へ逃亡してしまい、6億円の保釈金が全額没取された事例もあります。
保釈保証金の最高額は?
過去にはカルロス・ゴーン被告よりも保釈保証金が高かった人がいます。
- 浅田満 元ハンナン会長 20億円
- 竹井博友 元地産会長 15億円
- 高山清司 弘道会会長 15億円
- 末野謙一 元末野興産社長 15億円
- 滝沢孝 山口組若頭補佐 12億円
- 水野健 元常陸観光開発社長 10億円
- 司忍 山口組組長 10億円
- 小谷光浩 元光進代表 10億円
過去の保釈金額トップは、牛肉偽装事件を起こした元ハンナン会長・浅田満です。
カルロス・ゴーン被告の保証金10億円の支払い方法はどうなる?
今回のカルロス・ゴーン被告の保釈金10億円に対しネットでは、どうやって支払うのか疑問の声が多く上がっています!
ゴーンの保釈金10億円て、どうやって納付するんだろう。
— カメ (@kame_fund) 2019年3月5日
この10億円という現金を一括納付ってどうやって払うわけ????????どういう機関でそんな10億円とかいう金額を払えるんだ???????
— むかい (@mukai105) 2019年3月5日
カルロス・ゴーン被告がフランスへ逃亡したら10億円没収になるのか どうやって納めるのかな? #ひるおび
— ホームライナーながら (@kamotsu_nagara) 2019年3月5日
保釈保証金の支払い方法は?
まず前提として、保釈保証金は裁判所に納めることになっています。
では、どうやって支払うのかですが、
基本的に、保釈保証金の支払いは担当の弁護士が本人または本人の家族から預かり、裁判所に納付することが一般的となっています。
ただ、弁護士ではなくても裁判所の許可が得られれば第三者でも納めることができます!
また、裁判所の会計課が開いているときには直接納付することもできます。
さらに電子納付による支払いもできます。
※電子納付では、インターネットバンキング、ペイジー(パソコン・携帯電話などから支払いができるサービス)対応のATMを使用して保釈金を納付することができます。
なので、支払い方法は以下の3つがあります。
- 弁護士を介して支払う
- 裁判所の会計課に直接支払う
- 電子納付を利用して支払う
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まとめ
今回は、ゴーン被告の保釈金10億円の使い道や行方についてまとめていきました。
基本的には戻ってくることが分かりましたね。
また、10億円の支払い方法はどうなるのかについてもお伝えしました。
支払い方法は主に、弁護士を介して支払う、裁判所の会計課に直接支払う、電子納付を利用して支払うの3つがありましたね。
そんなカルロス・ゴーン被告の今後の動向にも注目していきたいと思います!
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