2018年11月4日放送の「消えた天才」に出演される柔道家・野村忠宏さん。
野村さんといえば、1996年のアトランタ、2000年のシドニー、2004年のアテネで
3連覇を達成されるなど、数多くの好成績を残されましたよね!
また、当時のオリンピック3連覇は、柔道史上初となる快挙だったそうです!
そんな野村さんは、スポーツ医学を学ぶために大学に進学しておられます。
今回は、野村さんが大学に進学して取得された医学博士についてまとめていきます。
また、医学博士と医師の違いについてもお伝えします!
柔道家・野村忠宏が取得した医学博士って何?
野村忠宏さんは、2009年3月10日に弘前大学大学院医学研究科博士課程を受験され、無事合格されます!
なんでも、今回の受験はすでに修了している奈良教育大学大学院受験以来12年ぶりだそうです。
柔道で多くの実績を残しながらも満足することなく、次のステージに挑戦される姿はとても尊敬します!
そして、4年間学ばれた後の2013年、弘前大学大学大学院医学研究科博士課程を修了し、医学博士の学位を取得されます。
ちなみに、これまでに日本のオリンピックメダリストが医学博士を取得した例は、
水泳・鈴木大地さん、アーチェリー・山本博さんなどがおられます。
そんな医学博士ですが、どんなものか知らない人も多いと思います…
簡単にいうと、「医学研究の能力を持つ人」です。
ボクたち患者から見たメリットはあまりないですが、研究能力についての証明書になるのです!
では、医師との違いは何?って思うかもしれません…
医学博士と医師の違いは何?
医学博士は、先程も述べたように「医学研究の能力を持つ人」です。
それに対し、医師は「病院に行ったら診察してくれる人」です。
医師になるには、6年間医学部医学科で学んだ後に卒業し、医師国家試験に合格して医師免許を取得する必要があります。
医学博士になるには、大学院博士課程で約4年研究に専念する必要があります。
ですが、医学博士になるための医学研究科に進学できるのは、医学部医学科出身の人だけではありません!
なので、「医師ではない医学博士」の人もおられます。
ここまでをまとめると、
- 医師であり、医学博士である人
- 医師ではあるが、医学博士ではない人
- 医師ではないが、医学博士である人
が、おられます。
ややこしいですよね。笑
まとめ
今回は、柔道家・野村忠宏さんが取得された医学博士について、また、医師との違いについてまとめていきました。
医学博士って、あまり聞きなれない言葉でしたよね?
ボクも野村さんが医学博士を取得されるまでは、聞いたこともありませんでした。
でも今回、医学博士のことについて知ってもらえたと思います!
そんな野村忠宏さんのこれからの活躍に期待したいです!!
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